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雨の神、風の神

 今日の1ページは中川区の雨宮社
 本社である雨宮社よりも、ここに移されてきた風宮社の方が本体のような神社と感じた。
 脇役が主役を食うといったようなことが神社でも起きる場合がある。
 摂社や末社についても、重要と思うものに関しては本編で触れたい。中には末社となっている社が式内社ではないかとされている神社もあるくらいだし。

 水の神というと、タカオカミとミツハノメだけど、名古屋ではこれらを祭神とする神社はあまり多くない。貴船社も全部で5社くらいじゃないかと思う。
 風の神を祀るところは更に少なく、個人的には今回初めて出会った。
 風の神は航海にも関係するから、海辺には祀っている神社があるのかもしれない。
 まだ見ぬ港区の神社はどうなっているのだろう。熱田区や中川区とはまた全然違っているのだろうか。
 南へ行くほど伊勢湾台風で倒壊したみたいな話が増える。
 私はまだ生まれていないから実情を知っているわけではないのだけど、死者行方不明者は5,000人以上。経済的損失は関東大震災と同等とされるほど甚大な被害を出している。海辺のしかも海抜ゼロメートル地帯にあった神社も無事では済まなかった。
 なので、南へ下るほど社殿がコンクリート造のところが増えていく。少し残念な気がするのだけど、仕方がないといえば仕方がない。

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