マンション備え付けの社? ![]() | |
読み方 | しょうしゃ(あけのちょう9) |
所在地 | 名古屋市熱田区明野町903 地図 |
創建年 | 不明 |
旧社格・等級等 | 不明 |
祭神 | 熱田社・秋葉社・津嶋社 |
アクセス | 地下鉄名港線「日比野駅」から徒歩約17分 駐車場 なし |
その他 | |
オススメ度 | * |
明野町の「明野西どんぐりひろば」の奥にある社。 明野町にはもうひとつ、どんぐりひろばがあって東部どんぐりひろば(地図)と名づけられている。そちらにも社があって、区別するために明野西を小社(明野町9)、東部どんぐりひろばのものを小社(明野町15)としておく。 どんぐりひろばの奥にあるのだけど、よく見るとその向こうのマンション・サンハウス熱田の敷地内のようだ。 マンションの貯水タンクを囲う塀の一部をくりぬいて社を納めている。あつらえたようにぴったりだけど、たまたまこういうスペースがあったのか、この社を置くために後から作ったのかどちらなんだろう。サイズ感がぴったりすぎるから、後から加工してスペースを作っただろうか。 屋根付きでシャッターまで付いていて、開け閉めできるようになっている。雨の日や夜間などはシャッターを下ろしているのかもしれない。 なかなか工夫されているし上手な納め方だと感心した。現代的でもあるし、これは他のところも参考になるんじゃないかと思う。埋め込み式社とでも呼んだらいいだろうか。スタイリッシュで無駄がない。 祭礼のときに撮られた写真を見ると、熱田神宮・秋葉神社・津嶋神社の3つの提灯が下がっているから、屋根神様定番の三社セットなのだろう。 もともとは屋根の上にあったのか、最初から地上で祀られたのかは分からない。 神明造の神棚タイプだから、家庭内で祀っていたものを外に出したとも考えられる。 わりと新しいのでそれほど昔からあったとは思えない。途中で社を交換した可能性はあるけれど。 マンションのサンハウス熱田は1998年に建造されたようで、そのときに社もここに祀られることになったのだろうか。だとすれば、貯水タンクの塀の加工は最初から設計されたものかもしれない。マンションが建つ前の家で祀っていたものをここに移したという可能性もありそうだけどどうだろう。 現在はマンション社か、もしくは明野町西エリアの町内の氏神となっているのか。 いずれにしても印象に残る社ではあった。 作成日 2018.10.11(最終更新日 2019.9.18) | |
ブログ記事(現身日和【うつせみびより】) 明野町9明野西どんぐりひろばの社 | |