源兵衛町1丁目にある小さな社。 敷地の角の奥まったところに社と鳥居が見えたのだけど、進入していいのかどうか迷った。 民家の庭のようでもあり、建物と建物の間のようでもある。左隣は「おかげさまみなみ」という福祉施設で、右隣は民家で空き家のようだ。 福祉施設が祀る社にしては荒れすぎている。ほとんどお世話をしている様子はなく、賽銭と書かれた小さな木箱は壊れて横倒しになったままだ。社はものすごく古いとまではいかないし壊れてもいないものの、10年、20年以上は経っているだろうか。 右隣の民家との間には柵があるのでこちらのお宅のものではなさそうだけど、お隣がお世話をしていて空き家になったのでそのまま放置されたものかもしれない。 元からこの場所にあったのか、福祉施設が建てられて脇へ追いやられたのか、そのあたりの事情はうかがい知れない。 庭の植木はちょっといい感じで、社があるエリアは芝なので、いい季節に訪れると雰囲気があるんじゃないだろうか。今のまま捨て置いたようになっているのはもったいない。
祭神について知るための手がかりはまったくなかった。木製の鳥居と社の外観だけではなんともいえない。 稲荷社なのか、神明社なのか、熱田社なのか、秋葉社なのか、その他なのか。 なんとなくでいうと、稲荷社っぽい感じがするのだけど違っているかもしれない。
とりあえず今のところ紹介できるのは場所だけなのだけど、こうして載せておけば何か情報がもたらされるかもしれないと期待して収録しておくことにする。 いずれ聞き込み調査ができるといいのだけど。
作成日 2018.2.27(最終更新日 2019.8.21)
|