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秋葉社(東茶屋)

なんとか生き残った

東茶屋不明社

読み方 あきば-しゃ(ひがしちゃや)
所在地 名古屋市港区東茶屋1丁目 地図
創建年 不明
旧社格・等級等 不明
祭神 不明
アクセス あおなみ線「名古屋競馬場前駅」から徒歩約65分
日ノ出橋バス停留所」から徒歩約13分
駐車場 なし
その他  
オススメ度

 社があるのはかつての東茶屋新田の集落の南に当たる。旧道からは少し入ったところだ。
 石垣を積んで小高くしたところに社を置いている。
 四隅に植木を配して、ちょっとした鎮守の社といった風情だ。捨て置かれたような社ではあるものの、この植木の手入れはある程度されているように見える。
 社の裏手は広い空き地になっている。ここにどんな建物があったか分かればこの社についての手がかりになるかもしれないけど、それは分からない。
 道を挟んで向かい側にはお堂があって、中には弘法像、地蔵、観音像が安置されている。
 地図上ではお堂の隣は南陽消防団器具庫となっているのだけど、現在は建物の土台部分だけできていて何かを建てているところだ。消防団の器具庫を再建しているのか、一般の家なのかはできあがってみないと分からない。
 消防団器具庫の向かいということは秋葉社かもしれない。消防団とは無関係でも秋葉社っぽくはある。
 社がある少し北の正福寺(地図)との関係は不明だ。

 裏の空き地が今後どうなるかによってこの社の命運が決まりそうだ。新しい家などが建つことがあれば、もうこの社は残れないのではないか。今ですら、扉が半分取れていたりするので、ほぼ風前の灯火といったようにも思える。
 かなり摩耗した石灯籠からすると、そんなに新しいものではなさそうだ。戦後よりはもっと前で、明治か江戸時代まで遡る可能性もある。

 再訪するような場所ではないので、これがおそらく最初で最後の参拝となる。せめて覚えておいて、ときどきそういえばあの社あれからどうなかったかなと思い出すくらいはできたらしたい。

【追記】(2019.7.31)
 情報をいただいた。最近になって道を一本挟んだ西のお堂の隣に移されたとのことだ。残す意志があるということで、今後しばらくは大丈夫だろう。

【追記】(2019.10.2)
 これは秋葉社だと地元出身の方に教えていただいた。
 なので、小社(東茶屋)から秋葉社(東茶屋)に変更した。

 

作成日 2018.8.18(最終更新日 2019.10.2)

ブログ記事(現身日和【うつせみびより】)

東茶屋にある名前の分からない社

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