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小社(並木)

皇坐神社近くの謎の神社

並木不明社

読み方 しょうしゃ(なみき)
所在地 名古屋市中村区並木1丁目 地図
創建年 不明
旧社格・等級等 不明
祭神

不明

アクセス 地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約9分
駐車場 なし
その他  
オススメ度

 近くにある皇座神社を探しているとき偶然見つけた。皇坐神社がなかなか見つからず、やっと見つけたこれが皇坐神社だと思ったら違った。皇坐神社はこの60メートルほど西にある(地図)。
 この神社に関してはまったく情報がなく、よく分からない。すぐ北を旧佐屋街道が通っていて、少し西へ行けば岩塚の七所社、東には烏森天神と、古い神社がある歴史のある土地だから、もしかするとこの社も佐屋街道沿いの古いものかもしれない。
 並木の地名は、佐屋街道にあった松並木から来ている。昭和30年代までは残っていたそうだけど、今はもうその面影はない。
 神社西をやや不自然に蛇行している細い道は、柳瀬川を暗きょ化したものだ。
 この神社は、佐屋街道と柳瀬川とが交差する南東に位置しているということになる。

 境内には注連縄を巻いた大きな御神木がある。楠だろうか。この御神木を祀る社か、この木に棲む蛇を祀る龍神社という可能性は考えられる。
 白木の鳥居はまだ真新しく、社も建て替えられて間もない感じだった。銅板葺きで白木がピカピカしてたからここ一年以内だろうか。
 社の前に鉄門の扉が取れたようなものがあって、社を囲む門とともに赤塗りされている。稲荷社にしてはキツネがいないし、秋葉社とは少し違う感じもする。カップ酒が供えられていて、やはりなんとなく龍神のような気もした。もしくは、天王社か。
 個人宅の神社というふうでもなく、企業社とするには近くにそれらしい企業もない。
 ただ、鳥居と社にこれだけお金をかけているということは捨て置かれているわけではなく、誰かがお世話をしているということだ。

 とりあえず分かったのはこれくらいだった。少し離れた皇座神社の人に訊けば何か教えてくれるかもしれない。皇坐神社も奥まで入っていけなかったのが心残りとしてあるので、機会があれば再訪して話を伺いたいと思う。

 

作成日 2018.1.5(最終更新日 2019.5.13)

ブログ記事(現身日和【うつせみびより】)

中村区並木の不明社はお金をかけて建て直している

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