八白龍神社

八白龍はどう読むのか?

八白龍神社

読み方 はちはくりゅう-じんじゃ
所在地 名古屋市熱田区金山町2丁目6 地図
創建年 不明
社格等 不明
祭神 不明
アクセス

・JR/地下鉄/名鉄「金山駅」から徒歩約8分
・駐車場 なし

webサイト  
オススメ度

 金山駅南東の沢上交差点から北へ入った路地にある小さな龍神社。周りをラブホテルに囲まれていて、参拝すると本殿の向こうにあるホテルに向かって拝んでいるような格好になり、やや複雑な気分になる。
 マピオンに載っていない神社で、たまたまネット情報で知ったのだけど、八熊通から鳥居が見えるから、このあたりを通る人なら存在には気づいているかもしれない。

 この神社に関する情報はほとんどなく、いつ誰がどういういきさつで建てたのか分からない。
 八白龍というのは聞いたことがない。一応、「はちはくりゅう-じんじゃ」と読んだけど、「はちはく-りゅう」かもしれないし、「はち-はくりゅう」かもしれない。もしくは、「はっぱく」か「やしろ」という可能性もある。
 八白というと占いの八白土星 (はっぱくどせい)を思い浮かべるけど、ひょっとしてそこから来ているのかと考えたりもする。
 九星は古代中国から伝わる民間信仰で、一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫の9つがある。
 それに木・火・土・金・水の五行や十二支などを組み合わせて、人の運勢や吉兆などを占うのが九星だ。
 日本では陰陽道でこれを使っていたとされる。
 それによると八白は方位でいうと東北、八卦(はっけ)では艮(ごん/うしとら)になるから、東北の鬼門を守る龍を祀ったということかもしれない。
 ただ、もしそうだとして、それはどこから見て東北かということだ。この神社から南西方向に辿っていってもめぼしいものはない。熱田神宮は南東だ。
 もともとここにあって動かしていないとしたら、沢上の集落の中心から見て東北に当たるということか。

 このあたりの沢上(さわかみ)という地名は江戸時代からあったようだ。
『熱田区史』によると、「寛政年間(1798年から1801年)、10戸ばかりの民家ができ、その東に沢の観音堂があった。ここを本沢といい、その上方に位置した地を沢上と名付けた」とのことだ。
 沢上町の成立は1939年(昭和14年)で、それ以前は宿亀町だったらしい。宿亀町の地名の由来は調べがつかなかった。
 本沢という地名はすでになく、沢上と沢下町が残っている。
 江戸時代はこのあたりに沢が流れていたということだろうか。

 社はふたつある。向かって一番左に八白龍神の石碑があり、中央の社はやや小さめで、向かって右の社の方が大きい。
 八白龍が祀られているのが中央なのか右なのかもよく分からない。
 少なくとも八白龍以外にもう一柱の神が祀られているということだ。

 この神社の創建年代を予測するのは難しい。江戸時代なのか、それ以降なのか。
 八白龍神社の正式な読み方が分かればそれがひとつヒントになる。「はっぱく」だとすれば、九星の八白から来ていると考えられるし、八は単に多いという意味で付けただけだとか、いよいよますますという意味の弥=八(八剣宮のように)という可能性もなくはない。
 何か分かったら追記したい。

ブログ記事(現身日和【うつせみびより】)

八白龍神社は何かを伝えたがっているのか

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