皇座神社

皇座山と関係がありそうだけど謎は謎のまま

皇座山入り口

読み方 おおざ-じんじゃ(おうざ-じんじゃ)
所在地 名古屋市中村区並木1-16 地図
創建年 不明
社格等 不明
祭神

不明

アクセス

・地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約10分
・無料駐車場 なし

webサイト  
オススメ度

 岩塚駅の南西、旧佐屋街道の南にある謎の神社。名前に惹かれて訪ねてみた。
 入り口に社号標はあるものの、鳥居はない。一般のお宅の庭に入っていくような感じを抱きつつ先へ進むと、正面に銭洗弁財天の額がかかったプレハブの建物がある。
 中に入って左手にある謎の自販機に気を取られながらしつらえられている神棚を見ると、真ん中が銭洗弁財天、左右に大黒天と恵比須とある。
 ん? 皇座神社はどこなんだ?
 見渡してみるも、それらしい社はない。
 とりあえず、銭洗弁財天を参ってみる。
 帰ってきてから知ったのだけど、この建物の左手に回って奥へ進んだところに皇座神社なるものが存在するようだ。ただし、写真で見る限り完全な民家なので、扉を開けて、ちょっとお邪魔しますよと中まで入っていく勇気が持てるかどうか。

 たまたま出てきたお隣さんと少しお話しすることができた。
 この神社は何と読むのですかと訊ねたところ、「おおざ」神社だと教えてくれた。
 なんでも、山口県の方から呼んだ神様がめぐりめぐってこの地にやってきて、明治時代あたりからここにいるようなことをおっしゃっていた。今は三代目なのだとか。
 午前中なら家の人がいるはずだから、また遊びにきてくだいと言っていただいた。詳しいことを知りたければ午前中に訪ねていくしかない。

 はっきりしたことは分からないのだけど、どうやら山口県の室津半島にある皇座山と関係がありそうだ。
 皇が座するとはちょっといわくありげだと思ったら、源平合戦の屋島の戦いの後、安徳天皇がこの山越えをして、山頂で腰を下ろして休んだことから天皇の座す山ということで皇座山と呼ばれるようになったという伝承があるらしい。
 普通、皇は「おう」で、「おお」とは読まない。皇座山も、行政的には「おうざさん」が正式名のようだ(上関町観光協会webサイト)。
 ただ、ヤマケイその他のサイトで「おおざさん」とルビを振っているところがある。皇座神社のお隣さんも、「おおざ」神社と言っていたと思う。
 もともと「おおざさん」だったのが、後から皇座の字を当てたため、「おおざ」と「おうざ」が混在することになったのではないだろうか。安徳天皇云々の話は後付けにも思える。

 皇座山と皇座神社との関係はよく分からない。皇座山には白雲稲荷神社(びゃくうんいなり)があるようなので、その関係かもしれない。
 白雲稲荷神社の縁起によると始まりは786年といい、それ以前はイザナギ、イザナミを祀っていたともいう。
 皇座山自体が御神体とされていたのかもしれない。
 住吉大明神を祀る祠もあるそうだ。

 人は見た目では分からないというけど、神社にも同じことがいえそうだ。神社は見た目では分からない。
 この皇座神社のルーツを辿ると面白い話に行き当たるような気がする。
 興味がある方は、奥のお宅訪問することをおすすめしたい。

ブログ記事(現身日和【うつせみびより】)

名前に惹かれて訊ねた皇座神社の由緒は不明

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