熱田の神を祀っているのだろうけど | |
読み方 | あつた-しゃ(にしの-ちょう) |
所在地 | 名古屋市熱田区西野町2丁目4 地図 |
創建年 | 不明 |
旧社格・等級等 | 不明 |
祭神 | 不明 |
アクセス | 地下鉄名港線「六番町駅」から徒歩約8分 駐車場 なし |
その他 | |
オススメ度 | * |
西野町にある熱田社。 西野公園の西に隣接して東を向いている。参道といったものはなく、公園を横切って前まで行くことになる。神社南には西野町公民館が建っている。 町名神社ではないものの、熱田社であるということ以外何も分からない神社だ。熱田社だから熱田の神を祀っているのだろうけど、いつ誰が創建したなどの情報は何もない。 江戸時代前期までここはぎりぎり陸地だっただろうか。すぐ南が六番だから、そこは干拓によって陸地化された熱田新田だったことが分かる。 西野町は昭和12年(1937年)に南区熱田西町と野立町の各一部によって成立した。もともと西熱田と呼ばれていた場所だ。 このあたりの田んぼが中野外新田のものだったのか熱田神領の田んぼだったか判断がつかない。今昔マップの明治中頃(1888-1898年)を見ると中野外新田のように思えるのだけど断定はできない。 熱田神領なら熱田の神を祀ることを自然なことだ。 江戸時代の書にこの神社に相当するようなものは見つけられなかった。昭和に入ってからの新しい神社か、個人宅で祀っていた神社だったかもしれない。 鳥居は明神鳥居で社は神明造というちぐはぐさは、おそらく戦後のことだろう。 残念ながら西野町の熱田社に関して分かることはこれくらいだ。 作成日 2017.10.13(最終更新日 2019.9.11) | |
ブログ記事(現身日和【うつせみびより】) 公園脇の小さな神社、西野町熱田社 | |