稲葉地神明社

松の巨木が印象的な境内の風景

稲葉地神明社

読み方 いなばじ-しんめい-しゃ
所在地 名古屋市中村区稲葉地町2-119 地図
創建年 不明
社格等  村社・十二等級
祭神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

アクセス

・地下鉄東山線「中村公園駅」から徒歩約26分
・駐車場 なし

webサイト  
オススメ度

 中村区の西部、稲葉地町にある神明社。地名から稲葉地神明社と呼ばれている。
 北東700メートルほどのところにも神明社があり、そちらは城屋敷神明社と呼ばれる(地図)。
 稲葉地神明社を下之切神明社、城屋敷神明社を上ノ切神明社と、昔から呼んでいるという。

『愛知縣神社名鑑』にはこうある。
「創建は明かではない。『尾張殉行記』に再建寛文十一年亥年(1671年)也とあり、稲葉地下の切の氏神にまします。境内には、春日、八幡、秋葉、神明の諸社を祀る」
 神社の由緒書きにはある「延寳(延宝/えんぽう)七年より以前の創建」というのは何を根拠にしているのだろう。
 延宝7年は西暦でいうと1679年だ。『尾張殉行記』には寛文11年(1671年)とあるのだから、この年以前でよかったのではないのか。
 1671年再建とあるので、創建はもっと前ということになる。

 創建時期としては江戸時代前期だろうというのは分かるものの、それ以外のことについてはほとんど何も分からない。
 稲葉地村の氏神を祀ったというのであれば、最初はアマテラスを祀る神明社ではなかったのではないか。境内社に神明社(大日社)があるのも違和感がある。
『尾張志』、『尾張名所図会』、『寛文村々覚書』でも手がかりは得られなかった。

 境内には松の巨木がたくさんあり、独特の景観を作っている。ここは鎌倉街道や佐屋街道からは少し外れているのだけど、旧街道沿いの風景を思わせる。
 拝殿の様式からしても、境内の空気感からしても、あまり神明社らしくない。
 神社の雰囲気としては落ち着いていて、なかなか悪くないと思った。

ブログ記事(現身日和【うつせみびより】)

稲葉地神明社を訪ねる

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