
北新町にも御嶽社
読み方 | おんたけ-しゃ(きたしんちょう |
所在地 | 日進市北新町殿ヶ池中 地図 |
創建年 | 不明 |
旧社格・等級等 | |
祭神 | 不明 |
アクセス | 名鉄バス「北新町」より徒歩約10分 |
駐車場 | なし |
webサイト | |
例祭・その他 | 不明 |
神紋 | |
オススメ度 | * |
ブログ記事 | 日進市北新町にも御嶽社あり |
辿り着けるかどうかは勘次第
北新町殿ヶ池中の山に入ったところにある御嶽社。
行き方を説明するのが難しい。私もだいぶ迷って、最後は畑仕事をしていた女性に訊ねて教えてもらってようやく辿り着くことができた。
マピオンで説明すると、北側の618や820番地の建物がある北側の道からではなく、622番地の建物がある西側の道からしか行けない。
舗装路が途絶えて未舗装路になり、山道を5分ほど登っていった先にある。
案内のたぐいは一切ないので、勘だけが頼りだ。
私はそれを神社勘とか神社レーダーと呼んでいる。それが発達していないと行き着けない神社がある。
この神社へ行こうと思う人は滅多にいないと思うけど、ちょっと行ってみたいという人のために写真で解説します。

未舗装路を少し進むと、右手に入り口らしきものがある。
ここが入り口っぽいなという勘が働くようであれば、その人は神社勘がある。

山道はこんな感じ。

次のトラップは二叉の道。
左の登り道が正解。

道なき道感があるけど、なんとなく踏み跡があるので、登っていけば行けるはず。

ここが入り口であり、ゴールでもある。
お馴染みの霊神碑が建っているのが見えて嬉しかった。
情報は何もない
神社があるのはかつての北新田村で、北新田集落近くの小山の上だ。
今昔マップの明治中頃(1888-1898年)を見ると集落と神社の状況がある程度把握できる。
それにしても、まあまあ山道を歩いていかないといけないので、日常的に参拝するのは大変そうだ。
日進で御嶽といえば御岳山の御嶽社(岩崎)があるから、その関係社なのかもしれない。
この御嶽社についての情報は何も得られず、ネットにも載っていないので、書くことがない。
とりあえずここにありますという情報を提供できるだけだ。
北新町の歴史その他については八幡社(北新町)に書いたので、そちらをお読みください。
御嶽社がある地名が殿ヶ池中というのはちょっと気になった。
殿ヶ池という池があった(ある)のだろうけど、殿という名前が付いているということは殿と呼ばれるような人がいたということだろうし、その池を造ったのがその人物なのだろう。
御嶽社については、御嶽教の関係者が建てたには違いない。それは江戸時代後期以降と考えられる。
ただ、この小山がある種の聖域として認識されていたとすれば、それ以前の古い時代にも何らかの祠があった可能性はある。
作成日 2025.6.1