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神社を知ることは人を知ること

 今日の1ページは南区呼続の熊野三社
 個人的には熊野権現社を建てたのは佐久間信盛だとは考えていない。山崎城の守護社としてあったという話は本当だとしても、建てられたのはもっと古いように思う。室町、あるいは鎌倉時代あたりまでさかのぼれるかもしれない。
 もし神社が実際に戦国時代に佐久間信盛によって建てられたものだとすれば、私が感じている古さは社殿ではなく境内の土地によるものなのという可能性はある。とにかくすごく古い感じがしたのだ。古社特有の匂いがあった。

 佐久間信盛については織田家の重臣というくらいの認識でしかなかったので、今回熊野三社に絡んである程度知ることができたのは収穫だった。
 神社サイトがきっかけで知ることになった歴史も多い。そのことを自分のことだけにとどめず、読んでくれた方と共有できたらいい。
 神社を語ることは歴史を語ることで、歴史を作ったのは人だから、歴史を語ることは人を語ることでもある。
 神社もまた、人が作り、人が守り、人から人へと伝えられてきたものだ。神社を知ることは歴史を知ることであり、歴史を知ることは人を知ることでもある。
 神社を通じて当時の人たちの思いを知ることができたらいいと、いつも思っている。

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