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神になった人

 今日の1ページは中川区の万場天神社
 自分が死んだ後、勝手に怨霊にされて、頼んでもいないのに学問の神と持ち上げられて、あの世で道真さんは何を思っていただろう。
 どこかで読んだ道真の紹介文で、「菅原道真は日本を代表する勉強家でした」というのがあった。
 この言葉に私は頭をガツンとやられたような気がして、今でも強く心に刻まれている。
 一体どれくらい勉強をすれば日本を代表する勉強家になれるのだろう。
 実際のところ、道真さんはそれほど勉強したわけではなかったかもしれないし、道真さん以上に勉強をした人もたくさんいるのだろうけど、そこまで勉強をするということは、もはや才能がどうこういう問題を軽く超えて、ものすごく高くて遠いところまで行ってしまったということだ。
 勉強家とか努力家なんて言葉は若い頃は拒否反応を起こすものだけど、自分は確かに努力を重ねたと思えれば、それは心の支えになるし、自慢するのはどうかと思うけどひっそり誇っていいことだ。
 私は、あるいは、あなたは神として祀られるほどのことをこの世で成しただろうか?
 人は努力と実績次第で神になれる。それは夢物語ではなく、現実にあり得ることだ。そこを目指すというのも決して笑い話や冗談ではない。

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