失われ続ける神社情報

 今日の1ページは中川区富永の神明社熱田社白山社合殿
 富永村にあった三社が合体して一社になったということで大きな謎はない。ただ、どの神社も創建は分からない。合祀された神社の歴史はやや軽んじられて伝わらないまま忘れ去られてしまう。

 神社は研究によって分かるようになることもあるけど、時間と共に分からなくなってしまうことの方が断然多い。
 戦争や大災害といったものがなくても、たとえば50年前は分かっていたことが今はもう分からないということがたくさんある。50年前のお年寄りなら普通に知っていたことが伝わっていないといったことがそうだ。
 あるいは町名神社もそうで、町名変更にともなって神社名を町名にしてしまうと、それ以前の歴史や名前さえも分からなくなってしまうことがある。
 この神社サイトを作る上でできるだけ調べているつもりなのだけど、江戸期の書とネット情報と現地で得られた情報だけでは限界がある。やはり関係者に聞かないと分からないことがたくさんあって、そういう部分はあまり記録に残っていかないので、誰かがどこかにまとめて記録しておく必要がある。
 たとえば50年後を想像したとき、今私が分かっていることすら分からなくなってしまう部分が必ず出てくる。
 このサイトの意義は当初考えていたよりも大きいものになるかもしれないと思い始めた。
 とにかく今分かることを全部書いておかないといけない。記録として未来へつなげるために。
 専門知識がある関係者がやってくれればいいんだろうけど、私なりにできるだけやっておけば、後に続く人が補強してくれるだろう。