ちまちまゴールを目指す
今日の1ページは東区の大松町稲荷神社。
小さな稲荷社だから、このサイトを作らなければ参拝することなくすれ違っていた可能性が高い。そうであれば、この江戸から名古屋城下に引っ越してきた人たちが建てた稲荷社だということも知らないままだった。江戸時代の名古屋の片隅であった小さな物語を見た気がした。
神社と氏子の関係と、お寺と檀家の関係は似ているようで全然違う。私は神社と氏子を含めた参拝者との関係性が好きだ。そこにドラマがあるように思うから。お寺にもいろいろな話が伝わったりもしているのだけど、神社に対してほどお寺には興味が持てない。
創建にまつわる話や、由緒、歴史の変遷、祭神のことなど、神社は興味が尽きない。分かりすぎないのがいいという言い方もできるかもしれない。謎が何もなければやっぱり面白くない。
神社の歴史を紐解くことを推理小説を読むように楽しんでいる。その推理はときに的外れだったりするのだけど、今はとにかく結末に向けて先へ進むことを優先している。
全部終えて一枚の絵ができあがったとき、それぞれの有機的なつながりが見えてくる気がしている。細かい部分の手直しはそのあとでいい。
私もまだ勉強している最中で、知らないことが多い。学びながら付け焼き刃で書いているから、勘違いしていることも必ずある。そのへんのことについても、書き進めながら理解を深めていくしかないと思っている。
稲荷神のことも、今日調べて書きながら初めて知ったことがいろいろあった。昨日まで知らなかったことを知ることは喜びだ。
今後も一日1ページ、ちまちまやっていくしかない。