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小さな神社との縁

 今日の1ページは天白区の中山神社
 天白公園の中にある小さな神社だから、かなりマイナーだ。こういうマイナーな神社をどこまで拾っていけるか。近場で土地勘のあるところはある程度網羅できるとしても、知らない土地は難しい。縁あって出会えるかどうかにかかっている。
 わりと細かいところが気になる性格ではあるのだけど、完璧を期すなどと考えると途中で嫌になって投げてしまいそうなので、まずは愛知県神社庁に登録している神社の制覇を目指す。あの名簿からどれくらいの数の神社が漏れているのだろう。
 屋根神様のような鳥居を持たない神社については追いかけない。そこまでやっているときりがない。

 天皇を祀る神社というのは多いようで少ない。応神天皇を祀る八幡神社があるからものすごく多いとも言えるのだけど、祀られている天皇そのものは意外と少ない。
 明治神宮の明治天皇や平安神宮の桓武天皇・孝明天皇などは別として、名古屋近郊でいうと長久手の景行天皇社くらいしか思いつかない。
 都があった京都、奈良などの関西圏ではそれなりにあるけど、それらは怨霊を鎮めるといった意味合いが強い。
 純粋に天皇を神として祀る神社は少ない。
 安閑天皇の場合は、神仏習合で仏と習合したことで明治以降に祀られることになったという経緯なので、初めから神として祀られたわけではない。
 天皇陵というのは神社的な役割も担っていたのかどうか。
 豪族は自分たちの祖先を神として祀る神社を建てたのに対して、皇族はそれをしなかった。その精神性というのはどういうものだったのかというのも、神社というものを考える上でひとつの重要な鍵になるような気がする。
 平安時代以前の人たちにとって、神社とはどういうものだったのだろう。

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