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ひとくちに300年といっても

 今日の1ページは熱田区の四番町神明社
 神明社は祭神についての謎がないので調べ甲斐がないと思っていた。けど、実際あれこれ調べてみると、神明社もなかなかに奥が深いことが分かってきた。江戸期に建てられた神明社は面白味に欠けるという認識を改めないといけない。神明社も多様で一筋縄ではいかない。
 四番町神明社の創建が1651年だとすると、すでに360年以上経ったということになる。
 今から360年後の2370年代は、一体どんな世界なのだろう。神社はちゃんと残っているだろうか。
 神社を建てた人たちが何百年も先のことを考えていたかといえば、たぶんそんな人は少なかっただろう。
 300年といっても、口で言うほど短い時間ではない。平安期以前に創建されたものなら1000年以上の歳月が流れている。さすがに1000年後の世界は、まったく想像が及ばない。
 流れた時間の多さを思うと、今残っている神社はどこもたいしたものなのだと称えなくてはならないだろう。

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