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神社も経営

 今日の1ページは千種区の千代保稲荷神社名古屋支所
 今回、千代保稲荷について調べるまでどういういきさつでいつ創建された神社かまったく知らなかった。おちょぼさん自体は東海地方では有名だけど、縁起を知っている人はあまり多くないのかもしれない。
 それにしても、八幡太郎義家の子孫が祖霊を祀った神社だったとは意外だ。どこでどうして稲荷社になってしまったのだろう。
 本家の千代保稲荷はまだ行ったことがないので一度くらいは行ってみたい。あの賑わいはたぶん苦手だというのは行く前から分かるのだけど。

 神社を商売道具として考えるのはどうかと思うけど、神社も経営と考えれば経営努力といったものは必要かもしれない。
 サービスという観点からいえば、参拝者を楽しませる創意工夫は間違っていない。行って楽しい神社は当然流行るし、流行ることは悪いことではない。
 神社も人が来ないよりは来た方がいいし、人気のある神社があくどい神社ではないことは伊勢の神宮が証明している。
 すべての神社が金儲けに走ったらおかしなことになってしまうけど、たくさんある神社の中から一部は個性的な神社があってもいい。千代保稲荷はそういった神社のひとつといえる。

 千代保稲荷の名古屋支所に関してはそれほどぎらついてはいない。参拝者の方が名刺を挟んだりしてやる気を全面に出している。
 参拝者の現世利益を叶えるのが稲荷神のお役目ということになるのだろうか。それはそれで大変だなと思う。

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