『中区誌』を読んで認識をあらためる

 二周目の直しは中区の日置神社

 式内社でありながらあまり重要視されていないように思えるけど実際はどうなんだろう。それほど話題にならないというか、存在感としてはやや弱い。
 個性的ではないからか、祭神のアメノフトダマが地味なのか。
 本来の祭神は大山守というのは完全に信じていいものなのかどうか。

 日置というからには日置部か日置朝臣か幣岐君あたりが関係しているのだろう。
 しかし、肝心の日置が何を意味しているのかはっきりしないのがもどかしいところだ。
 ヘキとは何なのか。
 地味に謎めいているのがこの日置神社だ。何か深い歴史を秘めているかもしれない。

 区の歴史シリーズに中区編がないので代わりに『名古屋市中区誌』(平成22年)を借りて読んでいる。
 神社についての情報はほとんどないのだけど、熱田台地の歴史について詳しく書かれているので勉強になる。
 かなり力を入れて作った一冊で、区の歴史シリーズよりもずっと内容は充実している。
 これまで知らなかったマイナーな遺跡についても書かれていて、熱田台地中央エリアに対する認識がだいぶ変わった。このあたりは遺跡空白エリアと思っていたのだけどそれは間違いで、実は名古屋最古の遺物が見つかっているのが白川公園のあたりで、旧石器時代の3万年前までさかのぼるという。これは知らなかった。
 となると、むしろ熱田や高蔵よりも中央エリアの方が歴史が古いということになり、中央エリアにある神社についても再検討の必要が出てきた。
 まだまだ知らないといけないことがたくさんあることを再認識する。



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