新規追加は名東区の痔塚神社。
神社サイトを作っていなければ決して行かないであろう神社だ。一般のお宅の内側にあるからなかなか入っていく気になれない。
御札が置いてあるという話もあるから(私が行ったときにはなかった)、わりと広く開かれた神社かもしれない。
祭神の顔ぶれと幕の桔梗紋が気になった。大きなヒントではあるけど答えではない。
猪子石城と呼べるような城はなかったとしても横地氏が猪子石を拠点にしていたのは本当だろう。ただし、横地氏が猪子石村全体を支配するほど力を持っていたとは思えない。
遠江から室町時代に植田村にやってきたのが横地氏の本家で、猪子石村の横地氏は分家だったと考えていいだろうか。いずれにしても新参者で、昔から土着していた一族ではなさそうだ。
本当かどうか分からないけど、横地氏が尾張に移った話に足利義政将軍の名前が出てくるというのは無視できない。
室町時代までに地方の小豪族になってしまっていても、由緒のある家柄だったかもしれない。何か歴史的なものを秘めていそうな気もする。考えすぎだろうか。
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