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熱田の神社は濃い

 二周目の直しは、熱田区の景清社波限神社

 熱田区の神社は他よりも濃い気がする。そうでもない神社もあるのだけど、濃い神社が多い印象が強い。だから、1社書くのに時間がかかったし、直すのにも時間がかかる。ちょっと疲れる。
 この2社もそうだった。

 金刀比羅社(白鳥)の直しはすでにやっていたのだけど、『尾張徇行記』に記述を見つけたので加筆した。

 名古屋遺跡マップも少しずつ進めていて、縄文時代まで終わって弥生時代の仕上げに入った。
『名古屋市史 資料編 考古1』は主な遺跡しか載っていないので、すべてのページを充実させることはできない。他の史料も当たらないといけない。
 遺跡はその後の神社に続く重要なポイントなので、遺跡について知ることは神社理解にも役立つ。
 たとえば葛城の高尾張からやってきた一族が尾張氏を名乗って尾張を支配したという説があるけど、遺跡の状況を知っていればそんなことはあり得ないことだということはすぐに分かる。3万数千年前の旧石器時代から縄文、弥生、古墳時代へと続くこの地での連続性を見れば、よそから入ってきた勢力が簡単にこの地を支配できるはずがない。そんなことがあれば戦争になっているけど、そんな形跡はない。
 このあたりの話も、いずれ神社コラムに書きたいと思っている。

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