今日の1ページは中川区江松の神明社。
江戸時代の村絵図はわりと残っているのだけど、現代の感覚からすると描き方が変なので読み解くのが難しい。立体に作った模型を平らにした展開図のような描き方をしている。分かりづらっと思う。
村絵図では田畑や民家の位置くらいは分かっても、詳しい状況までは分からない。村単独のものなので他の村との関係性もさっぱり分からない。
それになにより、神社などは描かれていないことが多いのが残念だ。場所だけでも示しておいてくれるといろいろ分かることがあって助かったのだけど。
江松村は漁村だったのだろうか。漁船を所有しているといったようなことがどこかに書いてあったと思うけど、干拓で土地が南に広がっても漁師は住んでいただろうか。
神明社は農民が建てたのか漁師が建てたのか村の長が建てたのか。もしくはもっと上の人間が創建したのか。
将来、タイムトラベルが可能になったら、ここに登録した神社を巡って村人たちに聞き込み調査をしたい。もちろん、写真も撮りたい。
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