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遠き道のりを自転車で行くがごとし

 今日の1ページは守山区廿軒家の神明社
 成瀬家の同心たちが林を管理するために屋敷を構えて神社を建てたというのは分かるのだけど、どうして神明社だったのか。それがちょっと分からない。林にもあまり関係がないし、成瀬家と神明社がつながらない。
 成瀬家がどんな神を信奉していたのか知らないのだけど、中屋敷を建てたときに七尾神社(七尾天神)を屋敷の中に取り込んで祀っていた。このときは菅原道真というよりも天神信仰だっただろう。
 時系列でいうと、廿軒家の神明社の方が先で、七尾天神を取り込んだ中屋敷の方が後だったと思うのだけど、神明社よりも天神社の方がしっくりくる。そのあたりはどんな事情があったのだろう。

 このサイト作りは自転車ですごく遠くの目的地を目指しているような気持ちがする。漕いでも漕いでも目的地に近づかないような気分だ。
 それでもこのまま順調にいけば、なんだかんだで一年半くらいで一通り登録を終えることができそうだ。振り返ってみればそんなに長い年月ではなかったということになるのだろう。
 今はマラソンでいうところのそろそろ30キロ地点といったところだろうか。港区に入れば35キロ地点でラストスパートということになる。
 焦る気持ちを抑えつつ、一日一社、ちまちまやっていこう。

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