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龍神はいる

 今日の1ページは北区中味鋺の西八龍社
 少し離れたところに東八龍社もあって、二社はセットのようでもあり、そうでないようでもある。共通点があって、違う点もある。
 八龍の社名を持ちつつ高龗神を祀るとし、日乞いの神社というのはイメージがバラバラだ。もともとの祭神は高龗神ではなかったかもしれない。
 雷除けの神社というのはあるようでない。雷除けのお守りを売っている神社はどれくらいあるのだろう。今でも雷除神事のときに売るのだろうか。7月28日といえば今週の土曜日だ。炎天下の中をあそこまで自転車で行くと死ぬかもしれないからやめておくか。

 いろんな神社があるから面白いとあらためて思う。すべての神社が神明、八幡、稲荷のチェーン店みたいだったらつまらない。八百万というくらいだから、もっといろんな種類の神社があってもいい。
 個性的な神社が多い龍神社だけど、グループとして一角を占める一派に違いない。名古屋市内にも龍神社はけっこうある。戦前まではもっとたくさんあったらしい。
 今でも龍神は神社にいる。たくさん龍神社を巡っていると普通にそう思えるようになってくる。
 人間の脳は存在しないものを想像できないようにできている。言い方を換えれば想像できるものは存在し得るということだ。龍は人が空想で描くような姿を実際にしているのではないだろうか。

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