今日の1ページは港区西福田4の神明社。
西福田一帯は複数の神明社と熱田社が同じ町内にあるので区別して覚えておくのが大変だ。熱田社だったか神明社だったかもごっちゃになる。
由緒書きに書いていることは正しいと思いがちだけど、その思い込みは正しくない。自分が調べてから信じても遅くない。立派な由緒碑に書かれていることが明らかに間違っているという例はたくさんある。
ここ西福田4の神明社は明治11年に「鎮座した」と書いている。
これは微妙な表現だ。創建とは書いていないけど、ニュアンスとしては創建を思わせる。
しかし、『愛知縣神社名鑑』の「明治6年据置公許になった」という記述を信じるなら、明治11年創建というのはあり得ない。
『愛知縣神社名鑑』もわりと適当で間違っている部分もあるのだけど、今回は『愛知縣神社名鑑』の方が正しいように思う。明治11年に再建か新造か、何かしらの造営があったのだろうけど、創建ということでいえば江戸時代ではないかと思う。
時期については予測が難しい。
港区の残りは西福田新田と福田前新田の神社だけとなった。後もう少し。
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