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迫れなかった諸輪大明神の実体

 東郷町白鳥神社(諸輪村)を追加した。
 東郷町は北の山田郡と南の愛智郡があって、愛智郡側の中心神社は富士浅間神社(裕福寺村)で、山田郡側は白鳥神社ということになるだろう。
 諸輪と和合の関係性がもうひとつよく分からないのだけど、ふたつの集落は何らかのつながりがあるのは間違いない。古くは一体だったかもしれない。

 諸輪がどうして重要視されたかといえば、地理的な要因が大きかっただろう。
 尾張と三河の境界であり、両者をつなぐ挙母街道が通り、境川を中心に3つの川が合流するこの場所を為政者が押さえないわけがない。

 ちょっと残念だったのは、諸輪大明神の正体に迫れなかったことだ。
 その実体が全然見えてこなかった。
 どういう勢力の長だったのか。
 この点については今後も引っかかり続けることになる。

 東郷町も残すところ2社となった。
 最後まで書いたところで総括しようと思っていたけど、全体像を掴めないまま終わってしまいそうだ。

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