今日の1ページは緑区の橘神社。
名古屋でオトタチバナヒメを祀る神社というのは意外だった。古い時代に建てられたものなら明治以降にそんなことになったのかとも考えただろうけど、昭和30年創建となるとますます分からない。個人的にオトタチバナヒメに思い入れがある人が建てたのかもしれない。
祭神などを書いた説明書きには北平部町内会橘神社氏子総代とあるから、現在は北平部町が町内で管理しているのだろう。
ヤマトタケルは何人ものモデルを組み合わせて作り上げた架空のヒーローだという人がいるけど、少なくとも一本の筋は通っていて、まったくの作り話とは思えない。特に尾張におけるヤマトタケルの足跡にはリアリティがある。
ただ言えるのは、西国のヤマトタケルと尾張のヤマトタケルと東国のヤマトタケルはそれぞれ違う性格の人物として描かれているということだ。
そのあたりのことについては、いずれ神社コラムで書きたいと思っている。
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