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地名は土地の記憶

 今日の1ページは中村区の烏森神明社
 中川区、中村区のこのあたりはかつての村名がそのまま町名として残っているところが多いので、個人的にすごく助かっている。町のエリアから村のエリアがだいたい分かる。
 その神社が何村にあった神社か分かると、江戸時代の書でも調べやすくなる。逆に何村か分からないと江戸時代の書のどの部分を見ればいいのか分からず困ってしまう。
 古い地名はその土地の成り立ちを表しているものが多いから、できるだけ残しておいてほしかったというのはある。新町名にしてしまうと、土地の歴史が伝わりづらくなる。
 水に関係した地名などは災害対策という観点からも役に立つことがあるからそのまま残しておいた方がいい。
 それにしても、烏森はどうしてそのまま残したんだろうと思う。「かすもり」という読み方も引き継いでいる。
 烏の森の謎は相変わらず解けないままだ。

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