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三輪社にまつわる物部氏について

 今日の1ページは中川区榎津の三輪社
 たまたま昨日、大神神社と石上神宮と箸墓古墳に行っていて、三輪社と大神神社関係の話がつながった。
 偶然か、必然か、呼ばれたのか。
 どこももちろん、重要なポイントなのだけど、物部氏というキーがひとつ浮上してきて、これが気になった。尾張物部氏についてもう一度調べ直す必要が出てきた。
 高牟神社や物部神社のあたりと、味鋺神社、それから春日井市の味美二子山古墳一帯が物部氏にゆかりの深い場所ということになる。
 他にもたとえば志段味の古墳群はどうなのかとか、尾張北西部などに関しても考察しないといけない。
 尾張氏だけが尾張を仕切っていたわけではなく、他にも多くの氏族がいて、歴史の中に埋もれていった。でも末裔は確かに生きている。それらの痕跡が神社に残っているのではないか。
 歴史は中央だけで作られるわけではなく地方にも当然あって、それは中央と少なからず連携し、互いに影響を与え受けている。地方の歴史から見える中央の歴史というものもある。

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