何らかの形でつながっている

　今日の1ページは天白区の五社宮。
　なかなか面白くもあり、興味深くもある神社だ。
　もしこの神社が本当に丹羽郡寄木村の稲木神社が移されたものだとしたら、今もどこかに大中津日子命、あるいは大中姫命の気配くらいは残っていそうだ。
　日子はヒノコで、やはり女性のような感じもする。
　この前、初めて石上神宮へ行ってきて、それ以来、物部氏のことが気になっている。名古屋や周辺にも尾張物部氏の痕跡が残されていて、いくつかの神社をめぐっている。
　ここで出てきた大中姫命は、石上神宮との関わりでいうとかなり深いものがありそうだ。
　兄は景行天皇でヤマトタケルはその息子、妹は伊勢の神宮ゆかりの倭姫となると、石上神宮、神宮、熱田社もすべて何らかの形でつながっているということになる。
　石上神宮は何故、神宮なのかという謎も、そういった関わりを考えると謎でも何でもないのかもしれない。

　天白区はまだ残っているのだけど、これで一段落ついたので、もう一度中川区に戻ろうと思う。
　中川区で年またぎになりそうだ。