今日の1ページは中川区玉船町の金山神社。
ここは江戸時代の熱田新田で、熱田新田の神社に金山神社はなく、玉船町は昭和5年の中川運河ができたときに成立した町ということを考え合わせると、昭和初期に金属関係者によって建てられた神社ではないかと推測する。
当たってるかもしれないし外れているかもしれない。わりといい線突いてると思うんだけど、大外れという可能性もある。
神社の在り方の多様性を知るには、中川区を巡るのが一番だ。神社ってこんなにも自由なんだと、目から鱗が落ちる。
古ければ古いほどいいとか、由緒が大切とか、社殿様式が守られていなければならないといった固定概念は簡単に吹き飛ぶ。ビバ! 神社! オーレ! と叫びたくなるのが中川区の神社群だ。
中川区のおかげで私自身、神社に対する概念が変わった。そのことを嬉しくも思うし、感謝もしている。
今年の初夏まで中川区の神社を一社も知らなかった。それから年末までにほぼすべてを回り終えて、中川区の神社をたくさん見た。そこで学んだことも多い。神社の面白さを再認識させてくれたという言い方もできる。
名古屋市内に面白い神社はたくさんあるけど、一番面白い区はどこかといえばそれはもう中川区で決まりだ。
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