今日の1ページは千種区松軒の素盞男社。
気にしていないと神社は見えていても気づかず、気にしていると多くの神社に気づく。見えるか見えないかは意識の問題だ。何しろコンビニ5万店に対して神社は8万社あるといわれているのだ。コンビニより倍近くあるなら近所は神社だらけということになる。
初めて東区にたくさんの須佐之男社があることを知ったときは驚きもしたし不思議にも思った。なんでこんなにスサノオを祀った神社が集まっているんだろうと。
それが千種区にも広がっていて、かつてはもっとあったことを知ったときは不思議を通り越して不自然にさえ思えた。
だんだん事情が分かってくるとなるほどそういうこともあるのかと納得した。本編に書いたように、中級下級武士の屋敷が集まる地区で、藩主の奨励となれば建てないわけにもいかない。競って建てたといってもいいかもしれない。
ただ、この地区にだけ密集している理由は相変わらずよく分からない。
気がつけば登録社数がそろそろ400社くらいになったんじゃないだろうか。しかし、まったく終わる気配はない。
作り始めてしばらくした頃は、だいたい300社から400社の間くらいだろうという感触だったから、年内か遅くとも年明けくらいには終わるだろうと踏んでいた。
けど、400社を超えてまだ残り100社以上もありそうだとなると、ここからあと3ヶ月はかかる計算になる。マジか、と思う。
名古屋市内に神社が500社もあるなんて誰が知っているだろう。
格好良くいえばこれは使命といったものだ。でも実際のところ物好きとしか言いようがない。酔狂とさえ言えるかもしれない。誰に頼まれたわけでもないのに。
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