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5W1Hで神社を考える

 今日の1ページは港区新茶屋の不明社
 いつ誰がどこに何の神を祀ったのか、まったく分からない小さな社だ。

 神社を考える上でも5W1Hは大事で、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)祀ったのかを考える必要がある。それらすべてが分かって初めてその神社について理解したといえる。
 特にWhyとHowは大事なのに見落とされがちなので、そこに注意を向けなければならない。
 意味もなく神を祀るはずもなく、最初にどのように祀ったのかも重要な点だ。
 そういう意味でいうと、新茶屋の不明社は全滅ということになる。何一つ分からない。名前すらも。
 せめて名前だけでも探り当てて、調査結果として報告を上げられるといいのだけど。

 これまでに解明できた不明社はあまりない。当初分からなかったものが後から分かったのはほんの数社だ。
 調べて分からないものを自力で見つけるのはほぼ不可能なので、他力本願にならざるを得ない。
 このサイトがもっとメジャーになって、向こうから情報がやってきてくれるのを待つしかないか。
 それは残念でもあり、情けなくもあるのだけど、このサイトは私個人が手柄を誇るためにやっているわけではなく、必要とする人に情報を提供することが目的だから、他力も大いに活用させていただきたいと考えている。

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