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笠寺台地の海岸線問題

 今日の1ページは南区の喚續社
 すごく歴史のある神社に感じたのは、ここは古くからの歴史が積み重なった土地だからかもしれない。
 特殊能力があるわけでもなく、特別敏感というわけでもないけれど、古めかしさみたいなものは感じることがある。それはたぶん誰もが持っている普遍的な感覚なのだろう。

 笠寺台地の海岸線問題というものが浮上した。
 きっと調査である程度は分かっているのだけろうけど、私が把握できていないので問題化している。
 縄文時代から江戸時代にかけて笠寺台地周辺の海岸線はどのような経緯を辿ったのか。それは神社の場所や古さを考える上で重要なデータだ。
 年魚市潟に神社は建てられないけど、陸地化していたなら建てた可能性は出てくる。
 星﨑あたりの年魚市潟、鳴海潟の推移について調べないといけない。それは今後回る緑区の神社にも関わってくる。
 これまで何度か書いているけど、神社を考えるときに地理的条件というのは非常に重要な要素となる。土地が神社を決めることもあるくらいだ。
 土地の歴史を知れば神社の歴史が見えてくるし、土地の歴史を知らずに神社を語れば重要なことを見落とすことになる。
 知れば知るほどこれまで書いてきたことが全部間違っていて一から書き直さなくてはいけないのではないかと思えてきて怖くなる。

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