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名古屋の虫送りはすでに途絶えたか

 今日の1ページは北区六が池町の猿田彦社
 新田開発が上手くいくよう導いてもらうために猿田彦を祀ったというのは、なるほどその手があったかと思った。このパターンは意外となくて、ちょっと意表を突かれた。理にかなっているから、他にももっとあってもよさそうなものなのに。
 明治時代に伊勢から勧請したというと、伊勢の猿田彦神社だろうか。

 本編に少し書いたように、虫送りを今でもやっているところが名古屋市内にあるのだろうか。あってもよさそうだけど、ニュース映像などで見た記憶がないからやはりないのか。
 神社の祭礼というよりも農家の風習という色合いが濃いから、今でもひっそりやっているところがあるのではないか。
 そう思って少し調べたところ、愛知県内では常滑市の矢田地区と、祖父江(稲沢市)で行われているようで、愛知県の無形民俗文化財に指定されているとのことだ。
 ということは、名古屋市内ではすでに途絶えてしまったということかもしれない。どちらも夜に行くには少し遠い。見ていたいというか撮ってみたい気持ちはあるけれど。
 大井神社と猿田彦社で行われていた虫送りはいつまでやっていたのだろう。

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