見て感じて調べて聞く

 今日の1ページは熱田区新尾頭の天王社・秋葉社
 隣の材木屋さんの敷地にあるようだから、話を聞ければ何か分かるかもしれないけど、いきなり用事もないのに店に入っていって隣の社はどんな歴史がありますかなどと訊ねるのは気が引ける。というか、普通はそんなことしない。する人もいるだろうけど私にはできない。
 こういうとき、権威というか身分というか大義名分があると助かる。取材の名目があれば切り込みやすい。名古屋神社ガイドのオオタですが、ちょっとこの神社のお話を伺えますかなどといっても、おたく誰ですかということになる。
 権威も身分も名もいらないけど、ある種の図々しさが欲しいと思うことはある。
 自分の限界を感じつつ、この神社サイトをどこまで充実させていけるか。資料も大事だけど生の声も重要なヒントを握っている。その両方が必要だという思いが強くなっている。資料に残らない部分を掘り起こして伝えなければこのサイトの価値は薄っぺらいものになってしまう。
 ただ、資料が先で声は後というのは最初から決めていたことだ。知識がない状態で話を聞いてしまうと、その話が本当かどうか判断がつかない。伝わっている話が必ずしも本当のこととは限らない。何の資料的な裏付けもなく関係者の話を丸呑みしてしまうのは危険だ。神社の由緒書きも間違っていることが少なくない。
 まずは自分の目で確かめて、その場に立って感じて、その感覚を持ち帰った上で資料に当たって、自分の頭で考えて、それから人の話を聞くというのが順序だ。
 人の話を聞かないのもいけないけど人の話を聞きすぎるのもよくない。

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