今日の1ページは港区七島の神明社。
完全新築の神社は初めて見たからすごく新鮮だった。興奮したのか嬉しかったのか、妙な笑いがこみ上げてきた。いいものも見せてもらった。
中規模以上の神社で完全な新築というのはめったにないことで、七島神明社の場合は場所も新しいところに移っているから余計に新築感が出ていた。土地そのものを新たに作ったといっていい。
今後こういった新築神社を目にする機会があるかどうか。ひょっとすると最初で最後になるかもしれない。
しかし考えてみたらすべての神社は新築だったときがあったわけで、歴史のある大社などはどんなふうだったのか、想像がつかない。見た人はかなり感動したんじゃないかと思う。戦後を生きた人たちはけっこうそういうのを見ただろう。
都を移す遷都のように、神社も常若の精神からするとあえて場所を遷して神威を高めるということがあってもいいのかもしれない。
神社は古びていればいるほどありがたみがあると思っていたけどそうでもない。新しい神社もいいものだ。
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