今日の1ページは昭和区小桜町の小桜社。
かわいらしい名前の神社はかわいらしい町名から来ていた。町名の小桜はあまり意味がないのだと思う。ここは昭和以降に開発された新しい土地だから、明るく希望の持てる町名にしようということで考えられたのだろう。特に桜の名所ということはない。
「こざくら」と濁らず「こさくら」としたのはその方が響きがいいと思ったからだろうか。
昭和区の小さな神社がもう少し続く。このあたりには多いのだ。
昭和区はいったん終わったつもりでいたけど取りこぼしがあった。その後、認識していなかった神社を教えていただいたりして、また回らなければいけない神社が増えた。
一方で、数年前まであった狭間町神社や新戸隠神社は廃社になって、行きたくても行けなくなった。行ってみたらきれいさっぱりなくなっていて、跡地に新しい家が建っていた。
これまで一年半にわたって紹介してきた神社の中で廃社になったものもあるかもしれない。西区の樫ノ木龍神は遷座ではあるけど実質的には廃社だ。
そういうことがあるから、今のうちに小さな神社も全部回っておかなければいけない。道ばたの不明社まで全部コンプリートすることにこだわってはいないのだけど。
コメント
コメント一覧 (2件)
「こざくら」ではなく「こさくら」とではと記載されておりますが、私の出身地近くで地元では「こざくら」と町名を読んでおります。
オオタさんが取材時に管理者などからお聞きなら問題がありませんが、住宅表示の発音から「こさくら」と書かれてたなら行政表示で地元発音ではないと思います。
近所の阿由知通、御器所通も「あゆちとおり」、「ごきそとおり」と記載されていますが地元では濁って「あゆちどおり」、「ごきそどおり」と発音しています。
>nagoya-jpさん
こんにちは。
コメントいただきありがとうございます。
小桜町は行政上では濁らない「こさくらちょう」が正式ですよね。
『なごやの町名』(名古屋市計画局)や日本郵政株式会社、ウィキペディアでもそうなっているので間違いありません。
地元での呼び方ということでいうと、たとえばうちの近所で猪子石や猪子石原というところがあって、行政上は「いのこいし」、「いのこいしはら」なんですが、地元の人間はほぼ全員が「いのこし」、「いのこしはら」と呼んでます。
こういう例は他にもけっこうあるでしょうね。
というわけで、とりあえずこのサイトでの読み方は「こさくらちょう」、「こさくら-しゃ」としておきました。
その他、神社の読み方でいうと『愛知縣神社名鑑』などにある場合はそちらに準じています。