『真清探當證』を読む

2019年4月8日

 二周目の直しは、緑区の有松天満社神明社(桶狭間)仁位殿社神明社(曽根)

 直しも一度にやりすぎると後半は流してしまいがちなので、ある程度抑えておいた方がよさそうだ。飛ばしすぎはよくない。

 今日も引き続き読書優先。
 小椋一葉『継体天皇とうすずみ桜―古代秘史『真清探當證』の謎』を読む。
 中央の学会からは当然のように相手にされない、秘められた歴史書である『真清探當證』について書かれた本なのだけど、妙なリアリティがあって、軽く受け流すことはできない。もし本当だったら、かなり大変なことだ。天武天皇や持統天皇にとっては放置できなかったに違いない。
 最も重要な点は、後に仁賢天皇と顕宗天皇になる億計王と弘計王を愛知県一宮市の真清田神社(『真清探當證』では真黒田神社)がかくまって育てたということではなく、仁賢天皇が初めて大嘗祭を行い、真黒田大神(真清田神社祭神)を神として奉ったという点だろう。

 機会があれば、神社コラムで『真清探當證』についての考察をしてみたい。