『尾陽雑記』を参照する

 二周目の直しは、南区の喚續社琴飛羅社(星﨑)稲荷社(鹿島)

 住所は星﨑となっているけど、これらの神社は南野村の神社だった。
 ここは笠寺台地の南で、古代は海だったところだ。今も海抜1メートルから2メートルの低地となっている。
 海からはだいぶ遠ざかったとはいえ、伊勢湾台風のようなことがあると浸かってしまうのではないかと思う。
 そういう土地なのでそれほど古いわけではないだろうと思いきや、土器なども見つかっていることから、陸地化して早い段階で人が暮らし始めたところだったようだ。
 神社は土地の記憶も伝えるものなので、私が喚續社に感じた特別な何かは土地が発しているものかもしれない。

『尾陽雑記』を参考史料として使う。
 作者ははっきりしていなくて、一応は水野守俊だろうということになっている。
 いわゆる尾張国の地誌で、風土や寺社、城跡、人物など、様々な事柄について書いている。
 雑記の名の通り、思いつくままあれもこれも記録している感じで、まとまりは欠いている。神社についての記述もあるので、参考になる部分があれば追記したい。
 それにしても文字が小さくて丸文字フォントなので、ひどく読みづらい。何故このフォントを採用したのか謎だ。
 昭和7年に愛知県教育委員会が発行したものを昭和52年に愛知県郷土資料刊行会が復刻したものだ。名古屋市の図書館で借りられるものはこれしかないので、頑張って読むしかない。ハズキルーペが必要か。