神社検定は続く

 神社検定(Web)を受けた皆さんのところにはそろそろ成績通知書と認定証が届いた頃だと思う。私も昨日受け取った。

神社検定認定証

 オンラインで結果は分かっていたとはいえ、これが届くまでは確信が持てずにいた。何かの手違いで失格になったりすることがあるかもしれないから。
 壱級で98点は結果としては上出来だけど、あの内容なら100点を取れたことを思うとやはり惜しまれる。
 ただ、あと3ヶ月勉強したとしても結果はたぶん同じだっただろうから、これが実力の限界だ。あと一歩注意力が足りなかった。
 半分勘で当たった問題が2問くらいあったし、本当の意味では満点からは遠かったというべきか。

 それにしてもついに史上初の壱級で100点が出たようだ。これまではまだ一人も成し遂げていなかったから、私が初になりたいと思っていたのに先を越された。
 オンライン試験ということでやや疑惑を持たれてしまうのは本人としても悔しいところじゃないだろうか。試験会場で受けての満点なら文句の出ようがないところだ。
 最低点の16点の人はどうしてしまったんだろう。途中で諦めたか、何か突発的な用事でもできて放棄したのか。
 100問答えて16点だったとしたら逆にすごい。わざと外そうと思ってもそこまでは外せない。
 初のオンラインは年配の方には高い壁だったか、受験者数がいつもの年より少なかった。
 コロナで一年延期になった影響もあっただろうか。
 壱級認定率の52.3パーセントは少し高すぎる。難しい年は20パーセント台で、壱級はそれくらいでいいと個人的には思う。

 

神社検定認定証3種

 参級、弐級、壱級と絵馬型認定証がだんだん大きくなる芸の細かさを見せる。
 ただ、こういうのは希望者だけのオプションでいい。こんなのを作っているから受験料が高くなるのだ。
 壱級の7,200円は趣味として気軽に受けるは高すぎる(早割でも300円引きくらい)。

 3枚揃えたからこれでコンプリートではあるのだけど、来年もう一度、壱級を受けるつもりでいる。
 というのも、壱級のメインテキストが2種類あって、そこから年ごとに交互に出されるので、2年続けて受けないと半分の合格のような気がするからだ。
 今年は『神社のいろは要語集 宗教編』で、来年は『神社のいろは要語集 祭祀編』になる。
 このテキストがまた高い。
 2.970円はちょっと勘弁してほしい。なんとか古本で2,000円くらいで買いたいのだけど、なかなか出てこないレアものなので厳しいか。年明けまでには手に入れるつもりでいる。
 サブテキストの『神話のおへそ『古語拾遺』編』と『神話のおへそ』はもう持っていて、ぼちぼち読み始めている。『季刊誌 皇室』はいつものように図書館で借りればいい。

 今年取り逃した2点を来年取りに行く。そのためには今年よりどれくらい勉強を上積みすればいいんだろう。
 参考のために去年から今年にかけてどんな勉強をしたかというと、まずメインテキストは7回くらい通して読んだ。サブテキストは5回くらい。
 その間に重要と思うところをノートに書き出して繰り返しそれを見た。
 過去問はすべてテキストを揃えて合計で5回くらいやった(試験範囲外も)。
『季刊誌 皇室』は要点だけ3回くらい読んで覚えた。
 たぶん大学受験のときより勉強したと思う(大学受験の勉強は本当にしなかっただけなんだけど)。
 満点を取るまでやめられないことにしてしまえば、更に勉強に身が入るかもしれない。
 来年は試験会場で受けられる世の中になっていてほしい。