神様事典【名古屋編】の菊理媛神を全面改定。
なんとなく知っているつもりのことはたいていよく分かっていない。よく分かっていると自覚できることだけを知っている。
ククリヒメもそうだった。今回、あらためて原文も読んでいくつか分かったことがある。
イザナギの母親説というのはちょっと行き過ぎだけど、推理としては面白いんじゃないかと思う。
母親ではなくても年若い女性より年配の女性の方がイメージに合う。
富士山がコノハナサクヤヒメで白山がククリヒメといった当てはめは案外新しくて歴史が浅い。
ただ、そういう認識が生まれたことに意味があって、誰かが思いついて勝手に言い出したことではない。何らかの根拠がある。
日本の主だった山と神の関係を調べてみるのもいいかもしれない。
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