歴史はひっくり返る
神様事典【名古屋編】の彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊を全面改定。
ウガヤフキアエズ朝というものを個人的にはわりと信じている。
そのためには、縄文時代、弥生時代といった通説とされる時代区分から根本的に認識を改める必要がある。それは近い将来あり得ることだ。
たとえば、一昔前までは縄文時代に朝鮮半島や中国大陸から渡ってきた渡来人が稲作を伝えて弥生時代になったというのが常識として信じられてきたけど、それは完全に間違いだということが分かっている。遺伝子解析などでそれはあり得ないとはっきりしているし、そんな旧説をいまだに信じている専門家もいないはずだ。
歴史の常識はわりと簡単にひっくり返る。たったひとつの新発見で完全に変わってしまうこともある。
古史古伝が学会的に信じられる日は来ないだろうけど、日本人もだんだん目覚めてきているので、将来に対しては悲観していない。
尾張の隠された歴史が表に出る日もそう遠くないかもしれない。
大切なのは正しい歴史を伝えることであり、歴史を活かすことだ。知って終わりではない。
歴史は分かりづらい家電のマニュアルのようなものだと思っている。ちゃんと読めば役立てられる。