神様事典【名古屋編】の追加。菅原道真。
今回あらためて道真について調べてみていろいろ分かったことがあって私自身勉強になったし面白かった。子供が25人以上いたなんてイメージはまったくなかった。やるなと思う。
平将門、崇徳院とともに日本三大怨霊などといわれているけど、生前の道真がそんな人だったとはどうしても思えない。政争なんてものも嫌っていたに違いないし、出世も自分が望んだものではなかっただろう。
人の運命というのは面白いというかままならないものだ。
道真が人生を終えた後も意識が残っていたとしたら、けっこう満足と思える人生だったと納得できたんじゃないかと思うけどどうだろう。少なくとも退屈はしなかったはずだ。
本編には書けなかったことでひとつ付け加えると、道真は生前多くの人たちから尊敬を受け、好かれていたということだ。だからこそ、死後に神とされ、御霊ともされた。人々から軽蔑されて嫌われていたら今のような扱いにはなっていない。
道真の死から18年後、安倍晴明が生まれた。晴明は道真をかなり意識していたはずで、道真のことが好きだったかもしれない。
次は安倍晴明について書きたいと思う。
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