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当たらずといえども遠からず

 神様事典【名古屋編】罔象女神を全面的に書き直した。
 深掘りするといろいろ見えてくるものもあるのだけど、だからといってその分真相に近づいているかとえば必ずしもそうではない。見えるほど逆に遠ざかることもある。
 今回は視点をあちこちに広げたことでまとまりを欠いた内容になってしまったけど、以前から頭の中にあって書きたいと思っていたことをついでに書けたので個人的にはわりと満足している。まあ、あくまでも自己満足だけど。
 瀬織津姫を伊瀬織津姫として天道姫と同一とするのは当たらずといえども遠からずといったところで、まったくのデタラメな思いつきとかではない。ただ、そこに罔象女が絡むかというと、ちょっとよく分からない。
 罔象女の実体というか、個人としての罔象女は今回も最後まで姿を現すことはなかった。

 今年も残り少なくなって、神様事典の二周目も終わりが見えてきた。
 順調にいけば今年中に終わりそうだ。

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