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知立社は意外と珍しかった

 今日の1ページは中川区の知立社(小碓)
 知立社を訪れたときは、ああ、あの知立神社の系列なんだと、特に不思議とも珍しいとも感じなくて、後からここと港区の池鯉鮒神社の2社しかないと知って逆にそのことに驚いた。知立社関連は普通にもっとあると思っていた。
 考えてみると、知立神社がウガヤフキアエズを祀っていることも知らなかった。
 もともとは土地の神を祀る神社だったのだろうけど、いつどこでウガヤフキアエズになってしまったのだろう。よく分からない。
 知立神社はこれまで3回くらい行っている。カキツバタや花菖蒲を撮りにいったときに寄った。
 渋い多宝塔が印象に残っている。初めて見たときは、神社に多宝塔って珍しいなとは思った。あの頃は神社にまださほど興味がなかったのだけど。

 ここのところずっと中川区の神社ばかりやっていて、自分の中で中川区の神社がスタンダードになりつつある。でもそれは思い違いで、名古屋市内の中でも中川区の神社は変わっているというか特殊だ。
 だから逆にいうと、中川区やその近辺に住んでいる人が名古屋北東部の神社を回ると全然違うと感じるんじゃないだろうか。
 名古屋の神社の地域による傾向を総括するのはまだ早いのだけど、地域性というのがけっして小さくないことを知った。
 港区は港区でまた全然違っているのだろう。

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