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尾張ファミリーにおけるタケイナダネの立ち位置

 今日の1ページは緑区大高町石神の石神白龍大王社
 火上山一帯はディープエリアで、解くべき謎は多いのだけど、あまり触れない方がいいような感じもある。近づきすぎると身を危うくしかねない。

 尾張氏の謎解きはミヤズヒメがひとつ鍵を握っているのだけど、存在感があまりないタケイナダネもキーパーソンのひとりだ。
 尾張氏は海人族というのはよく言われることで、その中でもタケイナダネは水軍と縁が深い。それはどういうことだったのか。
 オトヨとマシキトベは夫婦で、その子供がタケイナダネとミヤズヒメという物語はどこまで信じていいものなのだろう。もしそれが事実ではないとしたら、何故そういう設定にしたのか。
 タケイナダネの痕跡は三河や知多に色濃く、名古屋市内は薄い。熱田神宮で祀られているのも、ファミリーの一員として祀られているだけで、熱田社の縁起の中でもほとんど関わってこない。
 タケイナダネ問題もまだまだ追求していかなければいけないテーマのひとつだ。

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