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秋葉社は他に替えが利かない

 今日の1ページは江松4丁目の秋葉社
 だいたいの秋葉社について何か分かることは少ない。愛知県神社庁に加盟していれば『愛知縣神社名鑑』に載っていて多少知ることはできるけど、そうじゃなければ情報が得られないことがほとんどだ。
 江戸期の書も秋葉社について記述しているものは、ほぼないといってもいい。
 兼務している宮司さんですら秋葉社についてどれくらい知っているのか。
 お世話をしている近所の人なども、歴史についてはあまり知らないんじゃないだろうか。

 それでも秋葉社はけっこう大事で、あってもなくてもどちらでもいいといったようなものではない。
 小さな規模の社を個人宅なり町内なりで守っていくという姿勢そのものが大切なのだと思う。
 信仰などといった大げさなものではなくても、神仏を尊ぶ心の拠り所となり得る。
 他の神社が秋葉社の代わりをできるかといえばこれが案外できない。龍神社だとか稲荷社だとかになると、信仰心だったり御利益だったりに気持ちが傾きがちだ。
 昔は秋葉社と天王社が集落の守り神としての役割を担っていたのだろうけど、天王社は津島社に変えられたこともあって、ちょっと廃れ気味だ。
 それにしても神社めぐりをするまで秋葉社がこんなにもたくさんあることを知らなかった。

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 私は地域内でこういった配置をしている神社が大好きです。
    南側に神社正面への参道があり、ほぼ正面より右なり左に道路が神社をよけ北に道路がつながっているもので、古くからその地域の中心的な存在を感じます。
    中川区一色の浅間社、港区明正の神明社、その北側にある中川区東起の白山社、中川区愛知町の神明社・熊野社合殿、瑞穂区の一之御前社、津賀田神社、昭和区の御器所八幡宮などが代表で回っていると古くから愛されている感じがします。
    道路的には正面の参道をずらすと綺麗なんですが頑なに神社がある感じがいいですね。
    そのなかでもこの秋葉社は左右に同じような道路があり神社の裏から北に道路が向っていて道路の中心に神社がある印象を特異で面白いですね。
    東側の道路が後から通されたものなのかな?

    • >nagoya-jpさん

       あけましておめでとうございます。
       この名古屋神社ガイドはnagoya-jpさんの情報がないと成り立たない部分もあるので、お互いに補完し合えるといいですね。
       今後もお世話になります。よろしくお願いします。

       少し更新が止まっていたのでどうされたのかなと心配していたのですが、何事もなかったようで安心しました。
       それにしても、よくここ見つけたなぁという神社を発見されていて驚きます。富田町千音寺中屋敷のあの神社もよく見つけられましたね。
       あんな神社がまだまだあると思うと、ちょっと恐ろしいです。(^^;

       江松の秋葉社もすごいですね、あれ。
       あそこに建っていたのをよけるように町並みができていってあんなふうになったんでしょうか。
       下がアスファルトだから道路と思ったけど、土だったら広場ですよね。あそこが村の中心的な場所だったのかもしれないですね。

  • すみません、後先逆ですが明けましておめでとうございます。
    本年も色々参考にさせていただきます。
    昨年12月は仕事柄忙しくて神社訪問できずにいましたが7日すぎの人が減り始めたたら活動を再開します。

  • 富田町千音寺中屋敷の不明社はその参道右前の地蔵堂を写真に残し 後々整理中に鳥居がありることを見つけた偶然のものです。
    この様な神社はお手上げですね。

    回っていると気が付く地域差は興味深いですね、守山の天王社、中村区日比津の宝塔さまと秋葉社、緑区有松の地蔵堂と秋葉社はいいですね、残しておきたいものです。

    • >nagoya-jpさん

       千音寺中屋敷の神社は自分が撮った写真に写り込んでいたのを見つけたのがきっかけだったんですか。それまたすごい話ですね。もう呼ばれたとしか思えないですね(笑)。
       ネットの地図に載ってない神社もたくさんありますよね。足で稼ぐといっても限界があるし。

       天王社や秋葉社がこんなにもあるなんて知らなかったです。
       守山区は地元なんで、これから天王社も巡ろうと思ってます。
       中村区の宝塔と秋葉社セットは見送りかなぁと。(^^;

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