いるといえばそれはいる

 神様事典【名古屋編】の追加。河童
 河童を神様事典に入れるのはどうかとも思ったのだけど、ぎりぎり入れてもいいだろうということで書いておいた。
 現在の河童のイメージは江戸時代中期以降と新しいのだけど、河童の概念自体はもっと古い。仁徳天皇時代に渡来したというのが本当なら古墳時代まで遡るということだ。それ以前から日本国内にあっただろうと思う。
 科学至上主義ではなかった時代の人々はあるがままを自然と受け入れたのだろう。目に見えるものがすべてではないということも当然のように思っていたはずだ。現代人がそれを間違っていると言ってもそんなことは意味がない。人があると信じればそれは存在するということになる。
 それに古代人の方が優れた能力があったに違いなく、ある意味では我々は退化している。彼らが我々以上の感知能力を持っていたとすれば、我々には見えないものが見えていたということもあり得る。神とも直接交信できたかもしれない。

 次は弁才天を予定している。この後仏教系の神が続くかもしれない。