イワナガヒメの足跡
神様事典【名古屋編】の磐長姫を全面改定。
妹のコノハナサクヤヒメのオマケに付けられて突き返されてしまったかわいそうなお姉さんという印象が強すぎるイワナガヒメだけど、それを不憫に思ったのか、各地にイワナガヒメの伝承が残ることになった。
今回紹介したのは日向、京都、伊豆だったけど、探せば他にもあるんじゃないかと思う。
かわいそうといえば、妹のコノハナサクヤヒメもニニギの一夜妻で子供は別の男のものと疑われてしまったのだから、気の毒には違いない。
それにしても、カムアタツヒメとイワナガヒメでは名前がまったく似ていないのはどうしてだろう。イワナガヒメの岩の寿命が長いことが名前の由来というのはどうにも納得できない。女の子にそんな名前を付ける親がいるだろうか。
イワナガヒメは更に深掘りすれば何か出てくるような気がする。
コノハナチルヒメがイワナガヒメのことだというのは信じていない。