天香山命は高倉下とも彌彦神とも別ではないか
神様事典【名古屋編】の二周目の直し。天香山命をやっているところ。
一周目もある程度書いたのだけど、更にもう少し詳しく書いておく。
個人的には天香山命=高倉下とは考えていないので、別扱いにしている。
神様のややこしいところは、ひとりが多くの名前を持っているパターンと、ひとつの名前を多くの人間が共有しているパターンがある点だ。それを見誤ると真実から遠ざかってしまう。
天香山命は彌彦神なのか、という点もひとつ問題となる。
弥彦神社は彌彦山の神を祀る神社で祭神を天香山命としているのだけど、これは違うのではないかという感触を持っている。やはり天香山命は尾張氏で、彌彦はまた別の神ではないかと思う。
ただ、どこかで習合する要素があったのはあったのだろう。天香山命の子孫が越まで勢力を広げたというのであればあり得る話だ。
天香山命のまとめの続きはまた明日。